登山の記録(2013年) |
平成25年の登山の記録を紹介します。
2013年11月16日 | 11月 初冬の白神岳(1231.9m) |
2013年11月 5日 | 晩秋の留山(八峰町) |
2013年10月28日 | 晩秋の秋田駒ヶ岳(1637.4m) |
2013年10月23日 | 紅葉の二ツ森(1086.2m) |
2013年10月14日 | 10月 紅葉の白神岳(1231.9m) |
2013年10月10日 | 紅葉の栗駒山(1627.4m)と秣岳(1424m) |
2013年10月 7日 | 紅葉と霧雨の焼石岳(1547.9m) |
2013年 9月30日 | 9月 紅葉がはじまった白神岳(1231.9m) |
2013年 9月29日 | 「山登り教室」二ツ森(1086.2m) |
2013年 9月21日 | どしゃ降りの二ツ森(1086.2m) |
2013年 9月 7日〜 8日 | 県北新人登山大会 森吉山(1454.2m) |
2013年 9月 1日 | 8月 雨の白神岳(1231.9m) |
2013年 7月23日 | 夏の田代岳(1177.8m) |
2013年 7月16日 | 7月 花の白神岳(1231.9m) |
2013年 7月 2日 | 雪渓と花の鳥海山(2336m)・桑ノ木湿原 |
2013年 6月16日 | 6月 新緑の白神岳(1231.9m) |
2013年 6月10日 | 二ツ森(1086.2m) |
2013年 6月 4日 | 虎毛山(1432.9m) |
2013年 5月27日 | 5月 芽吹きの白神岳(1231.9m) |
2013年 5月26日 | 二ツ森(1086.2m) |
2013年 4月22日 | 4月 早春の白神岳(1231.9m) |
2013年 4月 5日 | 羽後焼山(968.1m) |
2013年 3月27日 | 3月 白神岳(1231.9m)・向白神岳(1243.0m) |
2013年 3月24日 | 3月の森吉山(1454.2m) |
2013年 2月27日 | 2月 霧氷の白神岳(1231.9m) |
2013年 2月14日 | 冬の田代岳(1177.8m) |
2013年 2月 6日〜 7日 | 十和田湖・奥入瀬渓流 |
2013年 1月24日 | 樹氷の森吉山(1454.2m) |
2013年 1月21日 | 白神山地・水沢山(822.2m) |
2013年 1月14日 | 1月 新春の白神岳(1231.9m) |
11月16日 単独行 初冬の白神岳(1231.9m) 日本全国が小春日和、絶好の行楽日和という天気予報に誘われて、白神岳に行って来ました。 午前4時30分真っ暗な中を能代出発。上空は星空、オリオンの三つ星が西に見え期待が深まる。5時20分、黒崎口駐車場着。さすがに車はない。真っ暗。星がきれい。5時30分、ヘッドランプの明かりを頼りに出発。二股分岐あたりから明るくなる。マテ山コースに入る。しだいに足元に残雪。山頂方面が朝日で明るい。最後の水場の水量が少ない。周囲のブナは葉を落として、見通しがよい。7時20分マテ山分岐着。積雪20cmほど。つぼ足で軽いラッセル。しだいに積雪が増え、けっこうなラッセル。上空に青空が見えるが、山頂の稜線は雲の中。大峰分岐手前の急登では完全にガスの中。積雪も30cmほど。登山道の窪地が吹きだまりになり、膝近くまで埋まる。きついラッセル。大峰分岐から30分を費やし、9時23分やっと山頂着。駐車場から4時間ほどかかったことになる。山頂からは何も見えず、寒い。避難小屋で昼食後、下山。途中青森からの4人グループとすれ違う。大峰分岐付近ではタロンペ氏と遭遇。一緒に登ればよかったと後悔しながら下山。この日の登山者は8名。下りは雪が踏まれて歩きやすい。 下界は快晴なのに、山頂はガスの中でした。そろそろスノーシューの出番です。 登り、3時間53分、下り、3時間5分、行動時間7時間45分でした。 |
蟶山手前急登の葉を落としたブナ林 | 7時過ぎやっと明るくなる |
一瞬の青空とブナ | 山頂の祠も雪の中 |
避難小屋も寒そう | 山頂は深いガス |
大峰分岐付近で一瞬の晴れ間 | 山頂をめざす4人のグループ |
大峰岳への稜線 | 痛々しい夫婦ダケカンバ |
登山口にわずかに残された紅葉 | この時期の醍醐味、落ち葉のじゅうたん |
11月5日 晩秋の留山(八峰町) 紅葉を求めて、八峰町の留山に行って来ました。 所用を終え、9時30分にブナ森公園を目指したが、途中林道工事のため11月30日まで通行止め、やむをえず留山に向かう。 留山はガイドなしでは入山できないので、八峰町役場へ電話してガイドを要請。12時過ぎ白瀑神社で合流して留山へ。ガイドの案内で1時間余り散策。ガイドの地主さんから留山の歴史や植生について説明をうける。紅葉が真っ盛り。時折雲間から射してくる日の光に照らされて美しい。風が吹くと、ハラハラと枯れ葉が舞う。海岸線から3kmほど、標高150〜200mほどの里山にこのような巨木を含むブナ林があることは驚きである。縄文時代には海岸線から標高1000m付近までブナでおおわれていたということがうなずける。この美しい紅葉もあと数日か。 好天に恵まれ、ゆったりと留山の紅葉を楽しむことができました。 留山はガイドなしでは入山できません。詳しくは八峰町役場か白神ふれあい館まで。 |
コース地図はこちらにあります。 |
水沢ダムから水沢山 | ブナ森公園への林道工事の看板 |
水沢ダム周辺の紅葉 | 留山一のブナの巨木の紅葉 |
留山の紅葉 | 留山の紅葉 |
留山の紅葉 | 日の光を浴びたブナ |
ブナの幹に残された熊の爪痕 | 案内頂いたガイドの地主さん |
留山解説の看板 | ガイドのお問い合わせ先 |
10月28日 単独行 晩秋の秋田駒ヶ岳(1637.4m) 好天の予報に誘われ、岩手山にしようか迷いましたが、紅葉がきれいな秋田駒ヶ岳に行くことにしました。 午前4時、真っ暗な中能代出発。星が見えないのが気がかり。高速で秋田中央ICへ、そこから広域農道を通って田沢へ。角館近くでやっと明るくなる。田沢湖スキー場から乳頭山荘までの両側は紅葉真っ盛り。すばらしい美しさ。大型バスも多数駐車している。少しずつ青空の範囲が増加。7時30分笹森山目指して出発。旧乳頭スキー場を横切り笹森山コースに入る。スキー場跡周辺の紅葉がすごい。スキー場上部のブナはもう葉を落としている。ブナの落ち葉のじゅうたんを踏みしめながら緩やかな登りを行く。歩きやすい。細いが密生したブナの白い幹が美しい。笹森山麓を左に巻くが、数カ所崩落している箇所ある。乳頭山、笊森山、湯森山の頭が白い。遠く八幡平、森吉山が望め、岩手山は頭が雲の中。笹森山からの真っ白な女目岳、横岳は迫力満点。八合目への下りはゴロゴロした石で歩きにくい。9時30分、八合目小屋着。十名ほどの登山客がいる。ここから阿弥陀池を目指すが、突然天候が急変、ガスと田沢湖から吹き上げる冷たい風。急激に体温が失われる。周囲の樹木にはエビのしっぽ。真っ白な世界。数名の登山客。10時30分女目岳山頂着。何も見えずとにかく寒い。写真を撮ってただちに下山。横岳、焼森を経由して笹森へ。積雪はほとんどないが、もう冬の装い。11時50分湯森山着。女目岳方面はガスの中。乳頭山へ縦走するか迷ったが、天気が下り坂のため笹森山経由で下山。途中、山の幸サワモダシを頂戴して13時45分乳頭山荘着。 乳頭山荘から下が紅葉のピーク、これもあと数日か?山頂部はもう冬の寒さでした。 登り、笹森分岐まで1時間40分、八合目小屋まで2時間、女目岳まで3時間、湯森まで4時間20分、下り、途中20分ほどの休憩をはさんで約2時間、行動時間6時間15分でした |
鶴の湯入口付近のブナの紅葉 | 道路両脇の紅葉 |
笹森山コースの葉を落としたブナ | 笹森山から湯森山 |
笹森山から乳頭山(左)と笊森山(右) | 笹森山から焼森(左)と女目岳(右) |
片倉岳から女目岳山頂方面 | 田沢湖高原温泉周辺の紅葉 |
低灌木の枝にエビのしっぽ | 阿弥陀池付近はガスと冷たい風 |
山頂付近で一瞬の青空 | 山頂にて |
焼森付近はこんな感じ | やっと頭を出した岩手山 |
山の幸サワモダシ | 旧乳頭スキー場より乳頭山 |
笹森山より女目岳から湯森山への稜線 |
10月23日 単独行 紅葉の二ツ森(1086.2m) 紅葉を求めて、二ツ森に行って来ました。 留山のブナを見に行こうと思い、所用が終わった9時30分に能代を出発したが、八森周辺はまだ紅葉しておらず、結局二ツ森に行くことに。能代は曇り空であったが、八森は快晴。青秋林道入口付近はほとんど紅葉していない。林道を進むにつれて紅葉してきており、中間部が真っ盛り。林道から見える真瀬岳、白神岳がきれいだ。林道周辺の紅葉が青空をバックにきれいだ。。駐車場には6台の車。紅葉の中を山頂へ。途中にテレビカメラが入っている。女性アナ(?)にガイドの男性が説明している。紅葉がきれいだ。快晴だったのが、しだいに上空が雲におおわれてきている。11時ごろ山頂着。だれもいない。白神岳は見えるが、他は雲の中。がっかり。下山中、6名ほどの登山客とすれちがう。テレビカメラがまだ、撮影をしている。どんどん雲が増えてきている。 二ツ森の紅葉もきれいでした。まだ、1週間ぐらいは楽しめそうです。青秋林道は11月10日から通行止めになるようです。 |
青秋林道から真瀬岳 | 青秋林道上部の紅葉 |
青空に映えるブナの紅葉 | 登山道入口は紅葉も終盤 |
登山道周辺の紅葉 | 葉を落としたブナと紅葉のブナが混在 |
山頂付近から白神岳(奥)と真瀬岳(手前) | 二ツ森山頂の標柱 |
赤石川源流部のブナ | 二ツ森ブナ林 |
登山道周辺の紅葉 | 杉と広葉樹が混在 |
10月14日 単独行 紅葉の白神岳(1231.9m) 午後所用があり、昼まで帰る計画で早出で白神岳に行って来ました。 午前4時能代出発。真っ暗であるが、たくさんの星が好天の兆し。1時間足らずで黒崎口駐車場へ。車が5台駐車している。ここでも真っ暗。5時ヘッドランプを着けて出発。冬道入口付近でやっと明るくなる。昼まで帰るため、マテ山コース往復することに。最後の水場まで1時間。水量が少ない。涼しいためか、マテ山分岐への急登は思ったよりつらくない。マテ山分岐まではほとんど紅葉していないが、ここから徐々に紅葉に。黄色に色づいたブナがきれいだ。日が当たる部分が少しずつ西から東に移動している。大峰分岐への急登付近が紅葉のピーク。ゆっくり楽しみたいが、時間の関係で先を急ぐ。7時45分、山頂着。展望が最高。鳥海山、岩手山など雲の上に浮かんで見える。山頂付近の紅葉は終わっている。避難小屋泊の埼玉、東京からの登山客と雑談。ポツリポツリと登山客が到着。1時間余り休憩して下山。標高1000m付近の紅葉がきれいだ。カメラにおさめ、先を急ぐ。途中、30人ほどの登山客とすれ違う。今日は、50人近い登山客が来ている。11時10分駐車場着。車が30台。 急ぎの登山でしたが、白神岳の紅葉を十分楽しめました。白神岳の紅葉も最高にきれいです。 登り、二股分岐まで30分、最後の水場まで1時間、マテ山分岐まで1時間20分、山頂まで2時間45分、下り、2時間10分、行動時間6時間10分でした。 |
まだ紅葉していない蟶山周辺のブナ | ブナ林の紅葉 |
山頂より避難小屋と岩木山 | 世界遺産核心地域 |
八幡平の向こうに岩手山 | 山頂より県境に通じる尾根 |
向白神岳へ通じる笹内川源頭部の尾根 | 白神川上流部の紅葉 |
白神川上流部の紅葉 | 蟶山への尾根 |
さわやかな山頂 | 青空とブナの紅葉 |
山頂より東側を望む |
お花畑より西側を望む |
10月10日 単独行 栗駒山(1627.4m),秣岳(1424m) 突然、晴れの予報になったこの日、秋田県一といわれる栗駒山の紅葉を見に行ってきました。 午前4時30分、真っ暗な中を本当に今日晴れるのか心配しながら十文字インターをめざす。次第に夜が明け、上空は晴れ渡っているが、周囲の山には雲が多い。須川温泉に近づくに従い紅葉が見られるが、ガスの中である。7時須川温泉着。車は数台、ガスの中気温12度。肌寒い。7時25分、秣岳登山口めざして国道を2.7km下る。ガスの中の紅葉がきれいだ。ときおり日が差す。8時10分、秣岳登山口より急登に入る。前日の雨ですべる。雨にぬれたブナが美しい。紅葉を楽しみながらゆっくり1時間30分ほどかけて秣岳(1424.0m)山頂。ガスが晴れて、須川湖、栗駒山、高松岳、虎毛山、雲の上に鳥海山が見える。数日前に登った焼石岳は頭が雲の中。ここから草紅葉の黄色い草原が続く。真っ青な空とほどよい暖かさ、至福の楽園である。しばらく休憩して山頂への長い登りにはいる。さほどきつくもなく、展望を楽しみながらの登りである。昭和湖が真下に見える展望岩頭で昼食。寒くもなく暑くもない最高の気分。頂上部は紅葉が終わっているが、昭和湖から下が紅葉真っ盛り。素晴らしい景観である。ゆっくり眺望を楽しんで、山頂を目指す。天狗平を過ぎると今までの静かな登山と打って変わって登山客が急増。北アルプスのようである。12時20分、登山客でごった返す栗駒山山頂着。10分ほどで下山。久しぶりに昭和湖が見たくて須川コースを下るが、足場が悪く人も多い。昭和湖から須川温泉間が今が紅葉のピーク。足湯を楽しむ人を横目で見ながら14時10分、満車の駐車場着。 山頂部の紅葉は終わっていましたが、須川温泉周辺が今がピークでした。超スローペースで満喫しました。秋田県一といわれるのが、納得した山行でした。ただ、人の多いのには閉口です。 登り、秣岳まで45分、昼食を含めて山頂まで5時間5分、 下り、1時間40分、行動時間6時間45分でした。 |
朝7時須川温泉はガスの中 | 栗駒山荘下の湿原 |
国道脇の紅葉 | 秣岳への急登のブナ林 |
サワモダシ? | 須川湖と焼石岳(奥) |
須川温泉周辺の紅葉 | 秣岳は快晴 |
秣岳草紅葉の草原 | 秣岳と秋田県側の紅葉 |
昭和湖 | 随所に湿原が見られる |
紅葉まっ盛り | 宮城県側の紅葉 |
栗駒山山頂の祠 | 須川温泉の駐車場は満車 |
秣岳から栗駒山方面 |
須川温泉上部の紅葉 |
10月7日 二人行 焼石岳(1547.9m) 紅葉を求めて、山仲間タロンペ氏と焼石岳に行って来ました。 午前5時真っ暗な中、能代を出発。高速を利用して2時間15分かけて、東成瀬登山口着。能代から焼石岳は遠い。マイクロバスと1台の乗用車。東京からのツアー客と栃木からきた登山客の車。曇空の下、7時25分出発。この辺はブナもまだ緑。四合目大森沢を通過し、五合目釈迦懺悔の小ピークへ。周囲は黄色に染まっているが、山頂はガスの中。栃木からの登山者を追い越す。2度の徒渉を終えたあたりから周囲は紅葉だが、左に見える三界山はガスでかすんでいる。八合目焼石沼は強い東風と霧雨とガス。次第に衣服が濡れ寒い。10人ほどのツアー客を追い越し山頂をめざす。10時山頂着。東風が強く冷たい霧雨で最悪、すぐ下山。西の空に青空が見えるが、霧雨が続く。長命水で昼食を食べながらガスが晴れるのを待つ。30分ほどであきらめ下山。13時30分登山口着。マイクロバスのドライバーとしばらく雑談。ツアー客は昨日は栗駒山に行ったが、ガスでほとんど見えなかったとのこと。せっかく来たのにかわいそうである。 紅葉は真っ盛りでしたが、それを満喫することができなかった悔いの残る山行でした。 登り2時間38分、下り30分ほどの昼食時間を含めて3時間30分、行動時間6時間10分ほどでした。 |
釈迦懺悔の下り、山頂はガスの中 | 三界山の紅葉 |
登山道脇の紅葉 | よく整備された登山道 |
八合目焼石沼もガスの中 | 強い東風と霧雨で最悪 |
焼石沼北側の紅葉 | 30分待った1304mピークと紅葉 |
美しい焼石岳のブナ林 | 帰路には虹が。 |