登山の記録(2017年) 


2月28日の登山の記録を紹介します。


2016.03.27



2017年 2月28日         二人行
         白神岳は最高の登山日和

 好天が間違いないこの日、タロンペさんを誘って2月16日たどり着けなかった白神岳に行ってきました。
 6時30分登山口で合流予定であったが、タロンペさんは1時間ぐらい先に出発するとのこと。5時15分、真っ暗な中を能代出発。気温マイナス6度、上空には星が見える。いつもの通り、朝・昼ンビニで調達し黒崎登山口をめざす。日の出は6時11分。青森県に入るころにやっと明るくなる。国道から見る白神岳がくっきり見える。6時20分白神川への林道工事入口着。タロンペさんの車一台だけ留められている。予定通り6時30分出発。気温マイナス3度。2か所ほどショートカットをして6時45分記帳所着。下山ノートにK女史の名前。前日、標高950mまで登ったらしい。タロンペさんを追いかけて登山道に入る。急ぐほどに汗が噴き出す。20分ほどで冬道入口。蟶山への急登に入るが、Kさんとタロンペさんのトレースがあり、楽ちん楽チン。どんどん標高が稼げる。感謝、感謝である。右から朝日が差し込み、上空は真っ青。白神岳が歓迎してくれている。8時5分、蟶山着。ここで久しぶりのタロンペさんと合流。ショウスケさんもくるかなあなどと雑談。ここからは先を行く。Kさんのワカンのトレースが山頂を目指している。30cmほどの深さのラッセルの跡。難儀したことが伺われる。次第に周囲のブナは雪を抱え、白の世界に。バックの真っ青jな空に映え、美しい。Kさんのトレースに助けられ、ブナ林を気持ちよく登る。標高950m付近でトレースが終わっている。ここで引き返したらしい。ここまでのトレースに感謝。ここから深さ30cmほどのラッセル。雪が重く足に負担が大きいが、周囲の美しいブナと真っ白な稜線が背中を押す。稜線への急登は一部クラストしており、スノーシューのアイゼンを効かせて無事登り切る。10時10分大峰分岐着。青空の下に雪原が広がる。向白神岳、岩木山がお出迎え。岩木山は中腹に黒い雲をかかえている。ここからタロンペさんが先を行く。左に向白神岳への稜線、右に日本海を眺めながら気持ちのよい稜線歩き。最高の気分。今年雪が多いのか、避難小屋の2階の入り口が雪でふさがれている。タロンペさんの山頂で「やった!」の大きな声。10時30分山頂着。無風、気温7度。日差しが暖かく感じる。鳥海山、岩手山は見えないが、展望はよい。山頂トイレ脇で昼食。素手を出しても冷たくない。下るのがもったいないと言いながら、11時25分下山。のんびり、ゆっくり下る。大峰分岐からの急斜面で一人の登山客とすれ違う。秋田市から来たそうで、トレースのお礼を告げられる。次第に腐ってくる雪を踏みながら12時40分蟶山通過。ここからの急斜面に難儀をしながら13時15分冬道入口着。ここでスノーシューを脱ぎツボ足で下る。13時35分記帳所、13時55分車へ。タロンペさんと握手をして別れる。ハタハタ館が休館のため、白神温泉で汗を流し帰宅。
 素晴らしい好天に恵まれ、最高の登山でした。四季折々白神岳は楽しめますが、天気に恵まれた時のこの時期の白神岳は格別です。
 登り、蟶山まで1時間55分、大峰分岐まで3時間40j分、山頂まで4時間
 下り、蟶山まで2時間10分、車まで3時間25分、山行時間は7時間25分でした。
 
   
 国道から見た白神岳のシルエットが美しい  遠く白神岳が見える白神川林道工事現場入り口に駐車
   
 朝日が差しこむブナ林にトレースが続く  タロンペさんと蟶山で合流
   
ブナ林の向こうは真っ青   標高1000m付近のブナの樹氷
   
 樹氷の向こうに稜線への急登 大峰岳への稜線 
   
足を踏み入れて申し訳ない!   日本海をバックに稜線への急登を登るタロンペさん
   
 急登から見えた白神岳山頂方面  今回も向白神岳、岩木山がお出迎え
   
 山頂をめざすタロンペさん  雪に埋もれた避難小屋
   
向白神岳(左)と岩木山(右)をバックに久しぶりのツーショット  山頂から避難小屋とトイレ 
   
藤里駒ケ岳(奥)と小岳(手前)  二ツ森 
   
樹氷の中を下るタロンペさん  青空は下山時 
   
夢中で写真を撮る私(タロンペさん撮影)  秋田から来た登山者と会話(タロンペさん撮影) 






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