登山の記録(2016年) 


10月13日の登山の記録を紹介します。


2016.03.27



10月13日    単独行
                     紅葉の白神岳へ

 そろそろ白神岳の紅葉が見ごろだと思うと落ち着かず、忙しいにもかかわらず、早めに帰る計画で白神岳に行ってきました。
 午前5時能代出発。日の出は5時50分、まだ真っ暗。こんな時間に数人がウォーキング。すごい人もいるものだ。朝、昼のおにぎりを調達し、6時10分黒崎駐車場着。栃木ナンバーの車が2台。上空は青空が広がるが、一部の雲から雨。複雑な天気だ。栃木からの一人の登山者が雨具を着て出発していく。気温12度だが、風が冷たく体感温度は低iい。15分遅れて、6時30分こちらは雨具なしで出発。記帳所からまだ緑の登山道へ。冬道入り口で雨具を脱いでいる登山者を追い越す。雨はあがったが、濡れた草木で足元がすぐにびっしょり。7時25分最後の水場。水を補給し、蟶山への急登へ。登るに従い、緑色が黄色に少しづつ変化していく。この時期のだいご味である。。時々雨が降り出すが、苦になるほどではない。30分ほどで蟶山分岐。ここまでくると周囲のブナは黄色。左右の紅葉を眺めながらの尾根歩きは最高。時折日が差したり、雨が降ったりと忙しい天気。標高1000m付近のブナが真っ黄色。ブナ林の隙間から見える稜線の紅葉もきれいだ。期待が膨らむ。大峰分岐手前、急登付近の低灌木の紅葉が錦絵のよう。バシャバシャと写真におさめる。大満足。南側は晴れているが、北側は真っ黒な雲。稜線にはガスが広がり、向白神岳が見えない。9時15分山頂着。気温9度。ガスったり、晴れたりを繰り返している。ガタガタ震えるほど寒い。もう一人の栃木からの登山者と会えず。十二湖に下ったらしい。避難小屋に入り、早い昼食。今回は数十年ぶりのチャルメラ。変わらぬ味がうれしい。デザートはイオンのグレープゼリー&ナタデココ。おいしいが、寒くてかなわない。もう、冬装備が必要だ。10時30分、深いガスの中を下山。登りで追い越した登山者とすれ違う。次第に天気があがり、時折日差しも。いつものことである。6人の登山者とすれ違う。3人グループは小屋泊りできりたんぽを食べるとか。楽しそう。12時50分駐車場着。車が7台に増えている。栃木ナンバー以外はすべて秋田ナンバー。秋田県人は白神岳が好きである。
 不安定な天気でしたが、紅葉を十分に楽しむことができました。低灌木の紅葉もきれいですが、上方から眺めるモコモコとしたブナ林の紅葉もきれいです。天気に恵まれませんでしたが、大満足でした。
 登り、蟶山分岐まで1時間25分、山頂まで2時間45分、
 下り、蟶山分岐まで1時間40分、駐車場まで2時間20分、山行時間は6時間20分でした。

   
標高の低いブナ林は緑色(8時02分)  林床は色づく(8時09分) 
   
ブナもわずかに黄色(8時25分)   登るに従い色づく(8時41分)
   
 標高1000m付近のブナは真っ黄色(8時45分) ブナはすっかり黄色(8時50分) 
   
黄色に色づいたブナ(8時52分)  蟶山尾根のブナ林(9時03分) 
   
白神川上流ブナ林の紅葉(9時03分)  稜線もすっかり紅葉(9時05分) 
   
 下界は晴れている?岩崎方面(9時06分)  低灌木の紅葉(9時09分)
   
低灌木の紅葉(9時10分)   ブナ林上部の紅葉(9時11分)
   
 山頂より避難小屋とトイレ(9時15分)  世界遺産のブナ林(9時17分)
   
 避難小屋で昼食(9時30分)  一瞬顔を出した向白神岳(9時37分)
   
 ブナ林の紅葉、いいねえ!(10時52分) 紅葉のトンネル(11時05分) 
   
 コントラストが美しいブナ林(11時23分) 下山時には青空(11時27分) 




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