登山の記録(2016年) 


10月 1日の登山の記録を紹介します。


2016.03.27



10月 1日    二人行
                  紅葉の栗駒山

 夕食で、息子と山に行こうということになり、どこにしようかということに。9月27日の白神岳山頂で、200名山を目指している埼玉の登山者が「いろんな山に裏切られたが、2日前に登った栗駒山は裏切らなかった。紅葉は予想以上であった」の言葉を思い出し、栗駒山に行くことにしました。
 午前5時能代を出発し、秋田道を南に下る。日の出前で真っ暗。30分ほどでやっと明るくなる。十文字インターで降り、コンビニで朝食と昼食を調達。342号線を須川温泉目指す。7時30分、須川温泉駐車場着。車でほぼ満杯。すごい車の量だ。端っこにやっと駐車。左右均整がとれた鳥海山がきれいだ。周辺の紅葉は一週間ほど後か。8時晴天の中を出発。国道を40分ほど下り、秣岳(まぐさだけ)登山口に到着。国道わきに数台駐車している。すでにかなりの人が登っているようだ。しばらくはブナ林の登り。3人ほど追い越して、ガレ場に出ると視界が開ける。9時35分秣岳着。5人ほどの登山者が展望を楽しんでいる。周囲は紅葉、須川湖、須川温泉がきれいだ。秣岳を下ると十数人のグループが2つ。秣岳下部の湿原は一面の草紅葉。見ごたえ十分である。周辺の紅葉もきれいだ。みんな、写真を撮るのに余念がない。なかなか進まない。錦絵のような紅葉と周囲の山々を眺めながら、アップダウンを繰り返しながらのんびり進む。青い秋空もきれいだ。正に、天上の楽園。すれ違う登山客も多い。若い人が多いのはうれしいことだ。標高差250mの唯一の苦しい登りを終え、11時標高1573mの御駒岳着。ここからの眺めはまた最高。山頂を見上げると、登山道がじゅずつなぎ。静かなここで昼食にする。12時出発。栗駒山の北斜面が真っ赤。絨毯を敷き詰めたよう。12時須川温泉コースと交わる天狗平着。ここからすごい人。長い長い行列。前の人の背中を見ながら登るしかない。立ち止まって景色を楽しむことなどできない。12時30分山頂着。ここもすごい人。大標柱前は記念写真の順番待ち。どの方向を見ても、紅葉がきれいだ。13時下山。須川温泉コースを下る。またまた行列。悪路の登山道から昭和湖を通過し、名残ヶ原の湿原を歩き14時30分駐車場着。須川温泉周辺は観光客でごった返している。名水「仙人水」を汲み、ジュネス栗駒で温泉に浸かり、道の駅十文字でソフトクリームをほおばり、家に着いたのが夕方の6時。家を出て13時間。遠い。とにかく遠い。秋田県を対角線に縦断したようなものだからいたしかたないか。
 噂にたがわない美しい紅葉でした。あと、一週間もすれば須川温泉周辺が紅葉のピークを迎えそうです。もっと、近ければいいのですが。
 登り、須川温泉から秣岳まで1時間35分、栗駒山山頂まで4時間30分、
 下り、1時間30分、山中の総行動時間は6時間30分でした。
   
 須川温泉駐車場からの鳥海山 まだ紅葉には早い国道から秣岳 
   
 秣岳めざしてブナ林を登る  秣岳山頂周辺の紅葉
   
秣岳山頂には数人の登山者   秣岳から湿原に下る
   
湿原は草紅葉  前方にも湿原が
   
紅葉のトンネル   標高1573mの御駒岳への登り
   
御駒岳より秣岳  龍泉ヶ原 
   
御駒岳北斜面の紅葉  秣岳バックに御駒岳で記念撮影 
   
乳白色の昭和湖   かわいらしいシラタマノキ
   
 栗駒山北斜面の紅葉 宮城県側の紅葉 
   
登山者でごった返す栗駒山山頂  須川温泉コースわきの紅葉 
   
 噴煙をあげる剣岳  須川温泉の駐車場は満杯




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