登山の記録(2016年) 


9月27日の登山の記録を紹介します。


2016.03.27



 9月27日   単独行
             初秋の白神岳

 夏から秋への山の変化を楽しみに、白神岳に行ってきました。
 日の出時間の午前5時30分、能代出発。朝日を右に見ながら登山口を目指す。午後から天気が崩れる予報、雨が降る前に下山する計画。駐車場には4台の車。岐阜、熊谷、室蘭と遠くからの登山者が多い。4人の作業員が出発していく。刈り払いをするのだろうか。7時出発。気温24度、曇り。少し蒸し暑さを感じる。25分ほどで二股分岐、4人の作業員が休んでいる。稜線手前急登の倒木を整理するとのこと。田中陽希は登り2時間、下り1時間40分だが、長谷川恒男は1時間で登ったという話をしている。二人の登山者を追い越し7時50分最後の水場着。ポツポツと雨が降り出す。この蒸し暑さで雨具は着たくないと思っているとやんだ。蟶山への急登が楽に感じる。涼しくなったお陰か。ブナ林の中を軽快に登っていくと、なんと登山道に人のウンチ。おまけにティッシュまで。今日のものらしい。ひどい。ひどすぎる。我慢できなかったかもしれないが、わきのヤブでするのが常識ではないか。折角の楽しい登山が水の泡。逃げるように先を急ぐが、その光景が目から離れない。まいったなあ。標高1000m付近からブナが色づいてきている。クロモジの黄、ミネザクラの赤が鮮やかだ。天気がよければもっときれいに映えるのだが。稜線を行くと、今度はクマのフンチ。2か所もある。クマが登山道を歩いたのか。9時40分山頂着。雲がわき上がり、展望は岩木山がやっと見える程度。室蘭からの2人が休んでいる。2日前が森吉山、明日は岩木山、明後日は八甲田山に登るとのこと。天気がよければいいが。しばらくして熊谷からの若者。100名山を終え、200名山を目指しているとのこと。早めに下山するつもりが話し込んでしまい、11時下山。1000mピークの手前の急斜面のブナがきれいに整備されている。作業員の皆さんに感謝である。7人パーティ2つとすれ違う。作業員も追い越し、13時15分駐車場着。着替えていたら、雨が降り出す。しだいに本降りに。ラッキーである。作業員も含めると、30人ほどの登山者であった。
白神岳の紅葉のピークは2週間後ぐらいでしょうか。
 登り、蟶山分岐まで1時間20分、山頂まで2時間40分、
下り、蟶山分岐まで1時間5分、駐車場まで2時間15分、総行動時間6時間15分でした。
   
重いチェーンソーを背負って登る作業員の皆さん  葉の黄と幹の黒のコントラストがきれいなクロモジ 
   
 タロンペさんが好きな兄弟ブナ 黄に色づいたブナの葉 
   
ブナ林のところどころが黄色  目の前に黄色いスクリーン 
   
 ミネザクラ  山腹も色づき始めている
   
 稜線への急登の紅葉 私のお勧めのスポット 
   
向白神岳がお出迎え  登山道にクマのフン 
   
小屋周辺の紅葉  山頂から避難小屋とトイレ 
   
 避難小屋前で記念撮影  右の大峰川から雲が湧き出す




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