登山の記録(2016年) 


8月19日の登山の記録を紹介します。


2016.03.27



  8月19日    単独行
             8月・真夏の白神岳

 やっと時間がとれたこの日、クマに会ったらどうするのという心配の言葉を背中で聞いて、白神岳に行ってきました。
 涼しいうちに登るという計画で、午前5時能代出発。気温すでに28度、朝日がまぶしい。途中で忘れ物に気づき、引き返して30分のロス。歳はとりたくない。黒崎登山口に着いたのが6時15分。駐車場には3台の車。とちぎ、新潟、青森ナンバー。県外からの登山者が多い。新潟の3人が出発の準備。6時30分、気温28度、朝日の中を出発。蒸し暑い。すぐ汗が噴き出す。30分ほどで二股分岐。いつものペース。紅葉の時期に二股コースを登ることにして、今回も蟶山コースへ。25分ほどで最後の水場。汗でシャツはびっしょり。水を補給して蟶山への急登へ。朝日を浴びたブナがきれいだ。途中、久しぶりにヘビと遭遇、びっくりして一歩引き返す。ヘビが怖くて山登りはできないと思うのだが・・・。枯れ枝や木の根がみんなヘビに見える。ヘビを捜している自分。恐る恐る先を急ぐ。8時蟶山分岐着。ここまでくるとズボンまでびっしょり。気持ちが悪い。次第に上空に雲が広がってくる。一人の登山者とすれ違う。山頂泊か?ブナ林の中はうす暗く、涼しい。日差しは暑い。凍らせたCCレモンをつぶしたシャーベットがおいしい。一気に食べると頭のてっぺんがキーンとなる。977m標高点近くで先行する4人組に追いつく。とちぎのグループらしい。ペースを落とし、少し離れた後ろをついていく。9時15分、大峰分岐通過。稜線はすっかり秋の気配。たくさんのトンボと秋の花々。上空の雲も秋らしい。9時30分山頂着。ガスが沢から湧き出し、山々を隠している。向白神岳が見える程度。気温26度。微風が心地よいが、衣類が汗びっしょりで不快。昼食には早すぎるので、コーヒータイム。半額のくず桜と、夏らしく水ようかん。コーヒーにはイマイチか。10分ほどすると、濡れていた衣類が乾いている。最近のウェアの素材はすごい。1時間山頂でのんびりすごし、10時30分下山。途中、6組のグループとすれ違う。登山者が多い。12時15分、最後の水場着。頭から水をかぶる。短髪の特権。しばらく下ると、目の前に大きな黒い物体。ビックリして後ずさりしたが、若い登山者。以前に会話を交わしたことがある、能代の石○さん。一瞬クマかと。失礼をしてしまった。時間がないので蟶山までとのこと。13時、クマに出会うこともなく、無事駐車場着。習志野、高崎、春日部ナンバーなど車が8台に増えている。
 8月にしては涼しい日でしたが、やはり登山には暑い。一年を通して、白神岳に登るのに、この時期が一番体力消耗が大きいように思います。温泉に浸かった時、それを実感します。冬山の方が、まだ楽かも。
 登り、蟶山分岐まで1時間30分、山頂まで3時間、
 下り、蟶山分岐まで1時間10分、駐車場まで2時間30分、総行動時間は6時間30分でした。

   
朝焼けで浮かび上がった白神山地   朝日に照らされ、光り輝くブナ
   
岩崎方面がくっきり  秋の花・キオン 
   
秋の雲・うろこ雲  見えたのは向白神岳だけ 
   
秋の花・オヤマリンドウ  登山道わきには秋の花々 
   
秋の花・ハリブキ  山頂からのながめ 
   
CCレモンのシャーベット、頭がキーン!  コーヒータイムでは夏らしく水ようかん
   
 山頂にて 美しいブナ林 
   
20年前山岳部員が埋めた切り株にコケ   帰りにはなんと車が8台





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