登山の記録(2016年) |
6月21日の登山の記録を紹介します。
6月21日 単独行 6月の白神岳 ”山へ行きたい病”がうずき出し、次第に天気が回復の予報に期待し、遅出で白神岳に行ってきました。 朝ご飯をしっかり食べ、7時20分能代出発。白神山地は雲の中。八森付近で霧雨。駐車場には4台の車。一人の登山者が出発していく。8時30分出発。登山届を出して登山道に入るが、花は全くない。ただ、黙々と登るだけ。蒸し暑い。10分ほど先に出発した登山者になかなか追い付けない。速い!水場手前でやっと追い越す。水場で雑談。秋田市在住で、300名山のうち、東北で登っていないのは白神岳と和賀岳だけとのこと。コースタイムの7割の時間で登ることが目標。速いはずである。先に出発。蟶山への急登で引き離すが、尾根に上がると一気に追いついてくる。すごいの一言。ギンリョウソウの写真を撮るふりをして、先に行ってもらう。下ってくる一人の若い登山者とすれ違う。「山頂小屋に泊まったのですか?」と聞いたら、「駅に行く。電車の時間に間に合わない」「???」チンプンカンプン。韓国人の若者?先行する登山客はわき目も振らずに登っていく。大峰分岐下部の急登でやっと花に出会う。マイヅルソウ、ゴゼンタチバナ、チシマフウロ、ハクサンチドリなど。イブキトラノオはこれから。11時10分大峰分岐着。今回も向白神岳が雲のかげからお出迎え。稜線のお花畑はチシマフウロがちらほら見えるだけ。花のシーズンにはもう少しか。11時50分山頂着。ガスが晴れてきている。快適だが、ハエがうるさい。遠くで雷の鳴る音。茨城県から来た年配の3人組と雑談。北アルプス、南アルプスを登っているとのこと。元気である。昼食を終え、12時40分下山。大峰分岐から十二湖コースに10mほど入ったところに鉄塔が建っている。弘前大学の無電源気象観測システム。いつの間に建ったのだろう。弘大は頑張っている。途中で大きな荷物を背負った若い登山者とすれ違う。山頂小屋に泊まり、明日十二湖に縦走とのこと。しばらくして、今度は10人グループ。山頂小屋に泊まれるか心配している。後でわかったことだが、新潟から来た「トラマス大自然にふれる旅・白神岳〜十二湖縦走トレッキング」のご一行。明日、晴れればいいが。15時10分駐車場着。今日の登山者は18人。 白神岳稜線のニッコウキスゲとイブキトラノオの競演は見ごたえがありますが、見頃は2〜3週間後でしょうか。 登り、蟶山分岐まで1時間30分、大峰分岐まで2時間40分、山頂まで2時間50分、 下り、水場まで1時間40分、登山口まで2時間30分、総行動時間は6時間40分でした。 |
すごいスピードで登る登山者 | すっかり濃い緑色のブナ林 |
しょんぼりしたギンリョウソウ? | 顔をのぞいて見ると |
チシマフウロが満開 | 一か所だけ咲いていたイブキトラノオ |
今年も会えたイブキトラノオ | ハクサンチドリも満開 |
登山道脇にチシマフウロが | 反対側にはハクサンチドリが |
避難小屋の向こうに向白神岳 | 山頂から避難小屋とトイレ |
山頂にて、アップ過ぎる! | 弘前大学の無電源気象観測システム |
下山時には青空も | そうかと思うとガスる |
蟶山分岐近くのブナの巨木 | 白神岳〜十二湖縦走トレッキング |