登山の記録(2014年) |
5月の登山の記録を紹介します。
5月20日 5月 残雪と新緑の白神岳 新緑を求めて、白神岳に行ってきました。 曇天の中、5時30分能代出発。この時間、すっかり明るい。昼食を買い込み、黒崎の駐車場へ。さすがに平日であり、車は駐まっていない。6時22分出発。記帳所で登山届を出す。届け出用紙、方法が変わったようだ。二股分岐から二股を目指す。ヒバが倒れ、登山道をさえぎるところが1カ所、斜面が崩れて注意を要するところが1カ所あるが、通行に支障はない。二股までのブナ林はすっかり濃緑になっている。二股の水量は昨年より多いように思うが、2本の木を渡しており、徒渉は問題ない。感謝である。二股はムラサキヤシオツツジが満開。急登の両側に咲いている。きつい登りを行くと、しだいにブナの葉が新緑に変わる。コヨウラクツツジ、サンカヨウ、イワウチワなど目を楽しませてくれる。標高900m付近から残雪。ブナも美しい新緑から芽生えに変化。虫がまとわりつき、防虫剤も効果なし。1100m付近までついてくる。最後の急登は相変わらずきつい。ウグイスの鳴き声を聞きながら10時10分、山頂着。期待した展望は森吉山がやっと見える程度。山頂部には雪はないが、斜面には大量の雪。早い昼食を食べ、40分ほどで下山。大峰分岐までは雪上。大峰分岐下部の急登にはミヤマキンバイが咲き始めている。ここから下るに従って、葉をつけていないブナが、芽生え、新緑、濃緑と変化していく。日が差してきてきれいだ。蟶山分岐からがブナも濃い緑で気温も上がり夏山のようだ。13時駐車場。 白神岳には冬、秋、夏と季節によりそれぞれに魅力があるが、この時期は残雪と標高によるブナの変化が目を楽しませてくれる。 登り、二股まで1時間32分、山頂まで3時間48分、 下り、2時間10分,総行動時間6時間38分でした。 |
二股までのブナはすっかり緑色 | 二股の徒渉、木橋がありがたい |
ブナの花、今年は豊作? | 二股コースのブナの新緑 |
二股コースのブナの芽吹き | 二股コース上部から尾根をながめる |
山頂ひとり占め | 山頂から避難小屋方面 |
白神川上部の新緑 | 1100m付近はブナに葉がない |
1000m付近のブナは芽吹き | 下るにしたがって緑と葉の数が増す |
淡い緑が美しい | 900m付近はまぶしいくらいの新緑 |
蟶山下部のブナは濃緑 | スミレサイシン |
クロモジの花 | 二股付近はムラサキヤシオツツジが満開 |
ハウチワカエデの花 | シラネアオイ |
白神岳稜線から白神川方面 |
5月11日 単独行 森吉山 この日は県北総体登山競技の閉会式があり、終わってからあまりの好天に誘われ、旧森吉スキー場から森吉山を往復してきました。 スキー場駐車場には10台ほどの車が駐まっている。午前9時30分、登山開始。スキー場ゲレンデを登っていくが、日差しが強く、すぐ汗が噴き出す。昨日とはすごい違い。直射日光を避け、カラマツ林内を行く。雪がもう腐っており、歩きにくい。真っ青な空の下、振り返ると岩木山が間近に見える。青空をバックに葉をつけていないブナ、そして濃い緑のオオシラビソがきれいだ。数人の登山者とすれ違いながら、10時36分一ノ腰着。目の前に山頂の素晴らしい景色。スキー、スノーシュー、アイゼン、つぼ足と登山者はまちまち。10時56分、昨日集結した森吉神社着。懐かしい気持ちである。左に美しいピラミッド状の山頂を眺め、石森、避難小屋へ。秋田駒ヶ岳を右に見ながら最後の登り。11時42分山頂着。素晴らしい展望。鳥海山はかすんでいるが、他はくっきり。ほとんどの山が確認できる。山頂には数人の登山客。無風、あたたかい。虫がまとわりつき、もう虫除けスプレーが必要。ショウスケ氏より恵んでもらった白あんパン、チョコパン、朝バナナドリンクで腹ごしらえ。ショウスケ氏に感謝感謝!12時10分、下山開始。この時間には鳥海山は見えない。石森をトラバースし、勘助道を通り、最短コースで下る。13時32分駐車場着。まだ、10台の車が駐まっている。460円のクウィンス森吉の温泉に浸かって、帰宅。 昨日の悪天が嘘のような快晴の中、森吉山を満喫できました。できたら山は天気がよい時に登りたいものです。 登り、一ノ腰まで1時間6分、山頂まで2時間12分、 下り、1時間22分、総行動時間は4時間余りでした。 |
旧森吉スキー場と一の腰 | 日差しが強いゲレンデ跡 |
振り返ると岩木山 | スキー場脇のブナ林を登る |
一の腰から森吉山頂 | 一の腰から森吉神社への稜線 |
昨日の悪天が嘘のような森吉神社 | 秋田駒ヶ岳方面 |
避難小屋より山頂 | 山頂には数人の登山客 |
山頂にて | 空の青とアオモリトドマツの緑、雪の白のコントラストがきれい |
葉を落としたブナ | 駐車場には10台ほどの車 |
5月9日〜11日 県北総体登山競技・森吉山 審査員として大会に参加してきました。 9日11時から、森吉ダム管理支所にて開会式。ペーパーテスト後、桐内沢集落跡地へ移動。ここから妖精の森キャンプ場まで登る。12時30分出発。曇り空の中、選手は登山靴に大きなザックを背負い、ダッシュでスタート。時折、霧雨が降る。杉林から次第にブナ林に変わる。雪面が滑りあるきにくい。標高600m付近のブナの新緑がきれいだ。松倉コース登山口から林道歩き。2時間30分ほどかかってキャンプ場着。テントを設営し、天気図をとって食事をつくる。 10日、選手は7時森吉山頂を目指して様田コースを出発。周囲は深いガス。気温も低く寒い。標識の赤いテープが見にくい。一ノ腰を越すが、あまりの深いガスに危険と判断し、山頂は断念。森吉神社に集結し、ここで装備審査。ここから引き返す。下りで歩行の審査。2時ごろキャンプ場着。テント設営の審査、天気図作成で審査を終了。 11日、昨日とは打って変わっての快晴の中、8時から審査講評、閉会式。 1位が能代工業Aパーティ、2位大館鳳鳴Bパーティ、3位能代工業Bパーティでした。 |
森吉ダム脇で開会式 | 一斉にダッシュでスタート |
しばらくは杉林の林道 | ブナの新緑が盛り |
2日目、スキー場跡は深いガス | 森吉神社もガスの中 |
ガスの中を進む選手 | テント設営の審査 |
キャンプ場も新緑 | 3日目は快晴、ブナの新緑 |
閉会式前の審査講評 | 閉会式での表彰 |