登山の記録(2014年) 


10月の登山の記録を紹介します。




2014.10.26

10月26日   二人行
               釣瓶落峠と岳岱(藤里町)


 紅葉が見たいという要望に応え、紅葉はほとんど終わったと思われる釣瓶落峠と岳岱に行ってきました。
 昼食を終え、13時能代出発。途中の峨瓏の滝にたくさんの車。紅葉を楽しんだ帰りのたくさんの車との交差に長い時間がとられる。やっとのことで釣瓶落峠に着いたのが14時25分。釣瓶落トンネルで通行止めになっている。車が5台ほど駐まっている。紅葉はもう終わりの様相。午後に入り日も陰り、さみしい雰囲気。気を取り直して、岳岱に向かう。岳岱には30台近い車、たくさんの人でにぎわっている。 林道はここで通行止め。こちらからは駒ヶ岳には行けないようだ。紅葉ははやり終わりにさしかかっている。それでも日が当たると赤く染まってきれいだ。一周して15時30分岳岱を出発、能代に向かう。
 紅葉はイマイチでしたが、家庭サービスに徹した半日でした。
 
   
釣瓶落トンネル、ここで通行止め  右側の白石沢の紅葉 
   
左側の桧原沢渓谷の紅葉  日が差している岳岱の駐車場 
   
岳岱の案内板  真新しい多目的展示施設 
   
落ち葉の絨毯の上を行く  400年ブナ 
   
400年ブナの看板  紅葉が終わりかけた岳岱で記念撮影 
   
入口の美しい二次林  入口の岩に根ざしたブナ 




2014.10.24

 10月24日   単独行
               ブナ森公園(八峰町)


 陽気に誘われ、昨年林道工事で行けなかったブナ森公園に行ってきました。
 能代から30分ほどで着いた水沢ダム手前の管理棟に、ブナ森公園への林道通行注意の看板が。水沢ダムから7kmの林道を進む。水沢川両岸は紅葉がまっ盛り。水沢山山頂部はもう終わっている。一部崩落のためコーンを立ててある場所もあるが、通行には支障がない。クラウンとやっとすれ違う。登山口に管理棟とトイレがある。登山コースの案内板や登山口の標柱などは全くない。とりあえず、10時23分登山道らしきところを登っていく。しばらくブナとミズナラの林。歩道はほとんど歩かれていないようだが、歩きやすい。公園というが、ベンチらしきものは全くない。尾根上は紅葉も終わりかけているが、沢の中は今がまっ盛り。中腹の分岐に到着。ここにコースの案内板があり、コースは3つあるが一番楽な真ん中のコースを登ってきたことのようだ。予想以上の登り。汗びっしょりになって稜線をめざす。細いが美しいブナ林。11時15分稜線着。右へ行くと金山方面から登山口へ、右は白神展望コースの標柱。展望コースを行くが、背丈以上のササやぶ。全くあるかれていない。5分ほどでピークに着くが、全く展望がきかない。ガッカリして引き返すと、途中で焼山が見える。来たコースを戻り、中腹の分岐から右のコースを下る。登山者1名とすれ違う。思ったより長いが、ブナがきれいだ。12時30分登山口着。
 
久しぶりのブナ森公園でしたが、きれいな紅葉が楽しめました。公園とはいえ、結構ハードでした。登山者が少ないのか、荒れてきているのが残念でした。
 登り約1時間、下り1時間、行動時間2時間5分でした。
   
林道から水沢山(左奥)  水沢山への分岐・左に入る 
   
林道周辺は黄色一色  水沢川と周辺の紅葉 
   
水沢川右岸の紅葉  整備された林道 
   
登山口の管理棟  公園内は歩道が荒れている。 
   
迎えてくれたブナの巨木  沢の中は紅葉まっ盛り 
   
真っ赤に色づいたハウチワカエデ  尾根上は紅葉も終わり 
   
稜線上の標柱  次郎左衞門岳(左)と焼山(右) 
   
美しいブナの紅葉  整備された歩道 
   
登山道入口はまだブナが緑  水沢ダム手前の案内板 
   
林道通行の注意を促す看板   公園内のコース図




2014.10.19



10月19日   三人行
               太平山・萩形コース


  前日、ショウスケ氏に太平山萩形コースに行こうとメールしたところ、即刻オッケーの返答。タロンペ氏も誘って、久しぶりに3人で行ってきました。
 当日、午前6時、サンウッドに集合。2台の車で萩形に向かう。ショウスケ氏の先導で不明な道路を行く。国道から萩形街道に入り、ダムをこえて7時20分萩形キャンプ場着。ガスの中のキャンプ場は荒れ果てており、30年ほど前とは大違い。すぐ上部に萩形分校跡石柱がヤブの中に立っている。往年の賑わいの跡。萩形林道分岐には昭和43年設置の大きな看板。荒れた林道を慎重に進むが、分岐から2.5kmほどで通行できず。ここに駐車し、8時30分出発。金兵衛沢、天上沢を通過し、峰ルート登山道入口に着いたのが9時10分。何故か、標柱に赤いヤッケがくくりつけられている。ここから沢を登る。まもなく右に入る登山道を見逃し、沢を詰めることにする。途中で右の尾根に上がり、ヤブこぎ。予想していたとはいえ、きつい。トップを行くショウスケ氏に難儀をかける。右に曲がると突然登山道が。歩きやすい登山道である。ホッとして尾根を目指す。途中、ブナの紅葉がまっ盛りで、美しい黄金色のブナに驚嘆。写真におさめながら10時40分、尾根上の冷水着。標柱には登山口まで1km、1時間半費やしたことになる。紅葉の中尾根上のアップダウンをくり返し、11時40分、萩形沢の上部から上がってくる登山道との分岐、鞍部の土地見平着。沢へ下る登山道はテープで通行止めになっている。そのすぐ上の1010mピークで昼食。30分ほどで下山。日が差し、少し蒸し暑い。下山の登山道は歩きやすい。見逃した沢から尾根への登山道を確認して14時5分林道へ。キノコ取りのおばちゃんとの会話を楽しみ、14時5分、車着。帰路、タロンペ氏の希望でソフトクリームを捜すが見つけられず、16時50分能代着。
 林道歩き、沢登り、ヤブこぎ、ブナ林の紅葉、おばちゃんとの会話と、楽しさ満載の山行でした。素晴らしいコースだと思いますが、あまり使われていないのが残念です。往復するには、かなりの早出が必要です。いつかトライしたいものです。
 駐車した場所から登り、約3時間30分、下り約2時間10分でした。
 
 
冷水直下の紅葉 
 
稜線の紅葉 

   
荒れたガスの中の萩形キャンプ場  ここに萩形分校がありました。 
   
小畑勇二郎名の離村記念碑  昭和43年作成の登山道案内板 
   
出発の準備  滑って歩きにくい林道 
   
峰コース入口の標柱  滑る沢を登る 
   
 このヤブをこぐことに。 唖然とするショウスケ氏 
   
やっと登山道に出ました。  青空が出てきました。 
   
冷水直下の美しい紅葉  紅葉の尾根を行く。 
   
沢に下るコースはテープで通行止め・土地見平  最後のピークへの登り 
   
3人で記念撮影・ショウスケ氏提供  御衣森(みそもり)(右手前)と白子森(左) 
   
赤いブナと緑のブナ  萩形ダム 




2014.10.09



 10月9日   単独行
              白神岳錦繍(きんしゅう)


 
紅葉を求めて、白神岳に行ってきました。
 午前5時30分能代を出る。昨夜、皆既月食を見せてくれた月が西の空に望める好天。白神山地は雲がかかっている。青森県に入ると道路が濡れている。雨が降ったのか。黒崎駐車場には6台の車。出発の準備をしている人が3人。曇り空の中、6時30分出発。登山道は濡れ、草木には露が。まだ紅葉していない樹林帯を進む。次第に色づいた木々が増え、標高700m付近から紅葉が広がり、800m付近はまっ盛り。写真に納めきれないほど。山頂に近づくにつれ、ガスで周囲が見えない。気落ちしながら10時山頂着。誰もいない。避難小屋がやっと見える程度の深いガス。しばらくすると横浜からの登山客が一人到着。周囲が見えず残念と伝えると、これで十分という返答。気持ちが大きい!次第にガスが晴れてくる。少し早い昼食後、10時30分下山。お花畑付近に来たら、ガスがすっかり晴れ日本海が見える。山頂部の紅葉が一面、美しい。感動!白神川源頭、大峰分岐下部の急登の紅葉は錦織のよう。紅葉を愛でながらコーヒータイム。至福のひととき。ゆっくりと楽しむ。数人の登山者と釣れ違いながら下る。13時30分駐車着。
 
この時期の白神岳は最高です。お勧めです。
 最後の水場の水がほとんど流れていません。水の補給に長時間かかります。注意が必要です。

 登り、3時間30分、下りも3時間30分、行動時間7時間30分でした。
   
出発してしばらくは緑の中  標高700m付近から紅葉の世界 
   
真っ黄色に色づいたブナ林  標高900m付近の紅葉 
   
ガスの中の山頂から避難小屋  ガスが晴れて世界遺産fのブナ林が 
   
ササの緑とのコントラストが美しい玄関岳方面の紅葉  向白神岳の稜線上部は紅葉の終わり 
   
笹内川源流部の紅葉  白神川上流部の紅葉 
   
紅葉をカメラにおさめる横浜からの登山客  錦織りなす白神岳の紅葉 
   
大峰岳手前の急登から見た白神川   大峰岳手前の急登から見た白神川
   
蟶山に通じる尾根の紅葉  大峰岳手前の急登より山頂を望む 
   
山腹は黄色の世界  蟶山分岐はまだ緑のブナ 
 
 中腹はブナの黄葉の世界
 
上流部から白神川、日本海を西を望む 





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