登山の記録(2011年)

平成23年の登山の記録を紹介します。

2011年12月 9日  田代岳(1177.8m) 
2011年12月 2日  白神岳(1231.9m) 
2011年11月12日  田代岳(1177.8m) 
2011年11月 8日  大仏岳(1166.8m)  コース地図あり。
2011年10月28日  森吉山(1454.2m) 
2011年10月27日  白神山地・大鉢流山(625.8m)     コース地図あり。
2011年10月21日  和賀岳(1440.0m)・薬師岳(1218m)   コース地図あり。
2011年10月20日  白神山地・太夫峰(1163.6m)  コース地図あり。
2011年10月 8日  焼石岳(1548.1m) 
2011年 9月29日  白神山地・天狗岳(957.6m) 
2011年 9月 9日~11日  県北新人大会総体登山競技(白神岳~十二湖) 
2011年 8月29日  八幡平~大深岳~三ツ石山 
2011年 8月22日  白神岳(1231.9m) 
2011年 8月 4日 栗駒山(1627.4m)~秣岳(1424.0m)
2011年 7月24日 鳥海山(2236m)
2011年 7月14日  大白森(1215.6m)小白森山
2011年 6月18日  森吉山(1454,2m)
2011年 6月 9日  桃洞の滝 
2011年 6月 4日~ 7日  全県総体登山競技(森吉山
2011年 5月24日  烏帽子岳~雷岳~田代岳(1117.8m)
2011年 5月 7日~ 9日 県北総体登山競技(森吉山)
2011年 5月 6日 白神岳(1231.9m)
2011年 3月10日  孫左衛門山(890.7m)   コース地図あり。
2011年 2月22日       長場内岳(945.6m)                   
2011年 2月 8日 大崩~崩山~大峰岳(1020m) コース地図あり。
2011年 1月27日 白神岳(1231.9m)
2011年 1月22日  大鉢流山(625.8m)



12月9日田代岳

12月9日 十二人行
        田代岳(1177.8m)
 

 山登りをこよなく愛する仲間の組織、山好会のメンバーで雪を求めて田代岳へ行ってきました。真っ青な空の下、大広手口より入山。期待した雪は数センチ、ゴロゴロした石の上にわずかの積雪があり、滑り歩きにくい。好天に山頂からの眺望を楽しみにつぼ足で夏道を進む。スキー持参が1名、スノーシュー持参が数名。約1時間で荒沢コースとの分岐。しだいに鉛色の雲が上空をおおう。途中で山頂から下ってきた2名のパーティとすれ違う。田代湿原ではガスで周囲が全く見えず、粉雪が吹きつけ冷たい。湿原から山頂までの標高差60mがやけに長く感じる。やっとの思いで山頂の鳥居をくぐり、山頂神社に入る。気温マイナス6度、とにかく寒い。カップ麺とコーヒーで体を温める。昼食に30分ほど費やし、下山。手が冷たく感覚がない。ブナ林の中に入ると暖かくありがたい。積雪は深いところで10cmぐらい、スキーができるにはほど遠い。冬山の雰囲気を少しだけ感じた山行でした。登り2時間30分、下り1時間30分でした。
   
五合目付近で一本  ひたすら山頂を目指す 
   
余裕の登り  田代湿原はガスの中 
   
ガスと冷たい風  やっと山頂の鳥居 
   
冷たい風の中、神社へ  山頂より田代湿原 
   
田代湿原を下る  雪をつけた美しいブナ林 
   
下界は好天?  ブナの巨木 




12月2日白神岳

12月2日(金)  三人行
        白神岳(1231.9m)


 天気予報によると、1日だけ晴れるということでT氏と白神岳に向かったところ、駐車場でショウスケ氏と出会い、3人で白神岳を目指しました。国道から見た白神岳は真っ白で期待を膨らませる。いつもは数台駐まっている駐車場に我々の車だけ。曇り空無風の中、3cmほどの新雪を踏んで出発。上部の積雪を予想してT氏と私はスノーシューを持参。トップのショウスケ氏が早い。やっとの思いで追いかけて30分ほどで二股分岐、1時間で水場。すっかり葉を落としたブナ林を必死に登る。昨日登ったのか足跡が確認できる。しだいに天気は回復傾向。積雪はほとんど増えず、標高800m付近にスノーシューをデポ。標高1000m付近から周囲の樹木に霧氷の花が咲いて、美しい。枝に積もった雪が落ちて降りかかり冷たい。登山道の積雪はほとんど増えずこの時期としては歩きやすい。山頂は無風で暖かく、ここで昼食。日差しを受けるとポカポカして気持ちがよい。昨日の寒さが嘘のよう。30分ほどして下山。この時期としては、恵まれた山行でした。登り2時間45分、下り2時間33分でした。 
※所要時間は参考になりません。登山ガイドブックでご確認願います。
   
 ほとんど雪のない登山道 霧氷をつけたブナ 
   
霧氷の向こうの岩崎方面   大峰岳方面
   
行く手をさえぎる雪  山頂小屋と白神岳山頂 
   
大峰分岐手前から山頂  山頂にて 
   
山頂から山頂小屋  向白神岳 
   
向白神岳への稜線  本当に恐そうなクマの絵 


11月12日田代岳

11月12日(土)  単独行
        田代岳(1177.8m)


 
好天に誘われて急きょ荒沢口から田代岳に行ってきました。能代を10時過ぎ出発、12時登山口。駐車場には4台の車。雲ひとつない真っ青な空の中、出発。しばらくブナ、サワグルミの沢沿いに登る。滑りやすく歩きにくい。沢をこえて尾根道に出るとやっと歩きやすい。ブナの落ち葉の絨毯をカサカサ音を立てて登る。この時期の醍醐味だ。5~6人ほどのグループとすれ違う。田代湿原の池塘の水面に青空が写り、周囲の薄黄色とのコントラストが美しい。快晴であった空が、山頂に着く頃には積雲が出てきた。山頂からは鳥海山以外はほとんどの山が確認できる。ここには親子連れが一組だけ。なんと2才8ヶ月の子どもにはびっくり。今年最後の好天(?)を満喫した山行でした。登り、大広手分岐まで35分、山頂まで1時間10分、下り1時間20分でした。 
※所要時間は参考になりません。登山ガイドブックでご確認願います。
   
林道からカラマツの黄葉  駐車場に4台の車 
   
荒沢口登山道入口の道標  岩木山 
   
山頂神社  森吉山 
   
田代湿原  すっかり葉を落としたブナ 
   
 ブナの落ち葉の絨毯 大広手分岐の道標 



11月8日大仏岳

11月8日(火)  単独行 
        大仏岳(1166.8m)


 太平山地で白子森(1176.1m)、太平山(1170.4m)に次いで第3位の高さをもつ大仏岳に行ってきました。国道105号上桧木内堀内から田沢スーパー林道に入る。3.3kmほど入ったところが土砂崩れで通行禁止。脇にキャタピラーであれば登れる道。車をここに駐め、登山口まで3.5kmほどを歩く。土砂崩れの箇所以外はりっぱな林道。登山口には真新しい標柱がある。しばらく杉林の中、2回徒渉をする。沢をこえると広いくぼ地を行く。地面がブナの枯葉で覆われ踏み跡が見えないが、ピンクのテープを目印に進む。葉を落としたサワグルミ林、ブナ林が美しい。ほどなく大仏岳から篠岳(902m)の鞍部標高783mの牛首に到着。ここから山頂までの尾根上の道はきれいに刈り払いされていて歩きやすいがきつい急登。四つ這いで登るような急登もある。最後の標高差150mの登りはつらい。山頂は比較的広く、二つの池塘がある。気温15度、日が差すとあたたかい。和賀山塊、秋田駒ヶ岳、田沢湖、岩手山、森吉山が望める。展望がよいといわれる堀内明神を目指すが、やぶがひどくあきらめる。秋田駒ヶ岳、岩手山は山頂部が白い。昼食後、下山。林道が開通すると、楽しめる山である。崩落地から登山口まで40分、山頂まで2時間10分。下りは登山口まで55分、車を駐めた崩落地まで2時間でした。

ルート地図はこちらにあります。 

   
田沢スーパー林道の標柱  下からの崩落した林道 
   
上からの崩落した林道  わずかに残った紅葉 
   
田沢スーパー林道からの大仏岳  登山道入口の標柱 
   
美しいブナ林  サワグルミ林 
   
気持ちよい尾根上の道  ブナとネマガリタケ 
   
大仏岳山頂の一等三角点  山頂にある池塘 
   
田沢湖  秋田駒ヶ岳 
   
岩手山  堀内明神 


10月28日森吉山

10月28日(金)  二人行
        森吉山(1454.2m)
 

 新聞に森吉山の紅葉がきれいとの記事があり、ゴンドラ活用で森吉山に行ってきました。阿仁ゴンドラの駐車場には30台以上が駐車。ゴンドラの速度が遅いが、ゴンドラからゆっくり紅葉を見てもらう配慮か。ゴンドラからのブナはすでに葉を落としている。ゴンドラ駅舎から山頂をめざす。数人としか会わない。30台の車の人はどこへ行ったのか。明け方降ったのか残雪が見られる。1時間20分で山頂着。北側は薄茶色の雲がただよっているが、南側は快晴で展望がよい。秋田駒ヶ岳、岩手山が間近。遠く和賀連山、雲の上に鳥海山が浮かんで見える。風は冷たい。早めに下ることにする。40分ほどでゴンドラ駅舎。ゴンドラ内から、上から眺めたブナを楽しむ。紅葉は駐車場より下が真っ盛りでした。ポスターに貼られた10月14日撮影の写真に美しい森吉山の紅葉が写っていました。森吉山の紅葉は10月中旬がよいようです。
   
駐車場に30台ほどの車が  ゴンドラから放牧された牛 
   
葉を落としたブナ林  ゴンドラより 
   
石森より森吉山  あちこちに残雪が 
   
アカミノイヌツゲの実  森吉山頂 
   
岩手山  秋田駒ヶ岳 
   
山頂にて  冷たい風が吹く山頂 
   
上から見下ろしたブナ林  阿仁ゴンドラへの道路から 



10月27日大鉢流山

10月27日(木)  二人行
       大鉢流山(625.8m) 


 積雪期には3回登っていますが、山頂の三角点は確認していないので、無雪期の今行ってきました。秋田県と青森県の県境近くの国道脇に車を駐め、出発。風はあるが、好天が期待できそう。国道脇の御境明神堂入口の標柱脇から林道へ。15分ほど行くと、廃道になった林道がやぶ状態。トゲのある樹木に閉口しながら上を目指す。標高180m付近から尾根を登る。膝上までのやぶで予想以上にきつい。しだいにやぶはひどくなり、標高400mを超えると背丈ほどのササやぶ。標高500mぐらいになれば、低いヤブになるだろうという期待は見事に裏切られ、背丈をはるかに超えるネマガリタケが密生。この付近の紅葉が真っ盛りだが、楽しむ余裕はない。スネや腕を木々で痛めながら、かき分けて進む。こんなヤブこぎは久しぶり。時には白神岳、兜流山が木々の隙間から見えるが、余裕なし。積雪期には1時間30分で山頂なのに、2時間30分かかって疲れ切って山頂着。山頂は刈り払いされ、8人ぐらいは座れるスペース。真ん中に二等三角点の石柱。下りは紅葉を楽しむ少しの余裕も。標高が低いとはいえ、無雪期には勧められない山です。ただ、このコースのブナは太く美しく。他では見られない。ところどころにかつての登山道らしきものが見受けられ、刈り払いをしてみんなにこのブナを楽しんでもらいたいと思う。登り2時間30分、下り1時間45分でした。

ルート地図はこちらにあります。 

   
県境の美しい日本海  県境近くに駐車 
   
御境明神堂入口より入山  クサギの実 
   
ササやぶに悩まされる  背丈を超えるササやぶ 
   
 太い立派なブナ 大鉢流山の三角点 
   
山頂クロモジの黄葉  思ったより広い山頂 
   
美しいブナ林  黄葉のブナ 
   
紅葉の美しさをカメラに  標高500m付近の紅葉 
   
県境を示す見出票  国道から大鉢流山 



10月21日和賀岳


10月21日(金)  単独行
   和賀岳(1440.0m)薬師岳(1218m) 


 昨年、雨に見舞わ何も見えなかった和賀岳に、絶対に晴れるという確信をもって行ってきました。約2時間かけて大仙市太田町真木渓谷の登山口駐車場へ。仙北平野からみる和賀・薬師は雲におおわれていて心配したが、晴れ霧だったのかしだいに晴れ上がり、駐車場に着く頃には快晴。真木渓谷は紅葉真っ盛りで、紅、黄に杉の緑、岩肌の白が真っ青な空のキャンバスに映え、実に美しい。駐車場には2台の車。期待に胸をおどらせて出発。甘露水でのどをうるおし、山道へ。造林杉、トチ、サワグルミの樹林帯から次第にブナ帯へ。太いブナが真っ直ぐに天に向かって伸びている。紅葉にはまだ早いと思いきや、標高700m~800mで美しい紅葉が一面に。感動しながら登ると、標高900mではもう枯葉に。樹林帯を過ぎた頃から次第に風が出てきて、標高1000mを超えると強く冷たい南東の風。帽子をおさえながら、薬師山頂へ。岩手県側は雲におおわれているが、秋田県側は快晴。絶好の展望日和でほとんどの山が確認できる。鳥海山は間近、なんと月山が見える。仙北平野も美しい。強風の中、和賀岳をめざす。アップダウンが少ないが、吹き飛ばされそうな強風。真昼岳・女神山に登っているK氏と携帯電話で交信するが、風が強く聞き取れにくい。気温14度、冷たい強風の山頂に到着。和賀岳山頂からは、秋田駒ヶ岳、田沢湖、森吉山、八幡平など秋田県のほとんどの山が見える。白神岳・藤駒岳も確認できる。羽後朝日岳、高下岳は特徴的な山容。岩手山は見えない。午後になって、月山、鳥海山がかすんできた。スケールの大きな山域と紅葉に感動しながら下山。登り薬師岳まで1時間35分、小杉山まで2時間3分、和賀岳まで2時間45分、下り3時間10分でした。
※所要時間は参考になりません。下図をご覧下さい。

 
和賀薬師自然公園案内図より

コース地図はこちらにあります 


   
雲がかかった薬師岳  真木渓谷の紅葉
   
朝日に照らされた山々  駐車場脇の立派な公衆トイレ 
   
0.7km林道を行く  登山口の甘露水 
   
 滝倉沢(水場)  標高700m付近のブナ
   
朝日に輝くブナ  標高900m付近のブナ 
   
薬師岳への急登   葉を落としたブナ林
   
薬師岳頂上   薬師岳・小杉山稜線と鳥海山
   
白岩岳  仙北平野 
   
和賀岳への登り   和賀岳山頂
   
秋田駒ヶ岳  高下岳 
   
和賀川のブナ林  和賀岳から薬師岳 
   
まっすぐ伸びているブナ  甲山の紅葉 



10月20日太夫峰

10月20日(木)  二人行
      白神山地・太夫峰(1163.6m)

 
25000分の1地形図に登山道が記載されていない太夫峰に、K氏に案内いただいた。太夫峰は向白神岳から白神ラインの一ツ森峠に延びた尾根の途中にある三角点ピークである。絶好の登山日和の中、岩崎から15分ほどで登山口へ。途中、一ツ森手前の小箱峰の紅葉の美しさに歓声、あわててカメラのシャッターを押し、登山口へ。カーブミラー脇の目立たない登山道入口から太夫峰へ。標高670mの登山口から山頂の1163mまで、493mを直登するコース。標高700m付近が紅葉の真っ盛りで、ブナの黄葉が日に照らされて美しい。コース脇には太いブナが多く、奇形のブナもある。木々の間から岩木山がすぐ近くに見える。途中、356段の丸太の階段があり、これがつらい。また、熊のねぐらもあり、これにはビックリ。見晴らしの悪いコースだが、山頂からの展望は最高。好天にも恵まれ、360度の山々が見渡せる。遠く鳥海山、岩手山、秋田駒ヶ岳、和賀山塊、また岩木山、八甲田山、向白神岳、白神岳が間近に見える。しばらく山頂にとどまりたい気持ちを抑えて下山。白神ラインには数台の車が行き来しているが、太夫峰は我々だけ。白神ラインのビューポイントで向白神岳、白神岳、大峰岳を確認。白神ラインの紅葉も今が真っ盛り。素晴らしい山行でした。K氏に感謝感謝。登り1時間20分、下り1時間5分でした。
※所要時間は参考になりません。「しらかみFIELD GUID」では登り2時間30分となっております。

 ルート地図はこちらにあります。

   
小箱峰の紅葉  登山口の標柱 
   
美しいブナ林  356段の階段 
   
ブナの黄葉  熊のねぐら 
   
小さな湿原   岩木山
   
八甲田山  小箱峰方面 
   
太夫峰山頂  美しいブナ林 
   
このブナの幹に→  こんな大きな穴が!すごい 
   
1つの根から5本の幹が  ブナの黄葉 
   
 白神ラインから白神岳 左から吉ヶ峰、静御殿、向白神岳 



10月8日焼石岳

10月8日(土)  二人行
          焼石岳(1548.1m)

 休日三が日は行楽日和という予報を信じて、秋田県側唯一の東成瀬村口から焼石岳に登りました。
 能代から2時間余りかけて登山口へ。近づくに従って、霧が出てくる。駐車場には6台の車。300名山制覇を目指している70歳の東京からの登山客、現在270を超えたとのこと。すごい!7時20分出発。気温17度。アップダウンの少ない、沢沿いのコースで、思ったより楽。次第に曇って周囲は見えない。三合目登山口、四合目大森沢、五合目釈迦ざんげ、六合目与治兵衛、七合目柳瀞、八合目焼石沼、九合目焼石神社と標柱があり、ペース配分に便利。焼石沼付近で雲の合間から紅葉しはじめた山肌が見える。晴れていたら、素晴らしいだろう。八合目あたりで霧雨から大粒の雨に。山頂は気温5度、強い西風で寒い。展望はほとんどきかない。山頂直下の岩場は迷いやすい。下山をはじめたら雨があられにかわり、最悪。20~30人の登山客がいるが、悪天候でかわいそう。一時雨がやんだが、駐車場に着いたらまたスコールのような雨。天気予報が恨めしい山行でした。登り2時間35分、下りノンストップで2時間10分でした。
※所要時間は参考になりません。登山ガイドブックでご確認願います。
   
登山口駐車場・県外ナンバーも  七合目柳瀞の標柱 
   
焼石沼付近の紅葉  長命水 
   
八合目への急登  八合目付近から焼石岳山頂 
   
焼石岳山頂はガスと雨と強風  雨の中山頂を目指す登山客 
   
ナナカマドの紅葉   焼石沼



9月29日天狗岳

9月29日(木)  単独行
        天狗岳(957.6m) 


 白神山地の青森県側、向白神岳から追良瀬川をはさんで東側に
位置する天狗岳に行ってきました。
 能代から1時間かけて岩崎へ。そこから、白神ラインに入り舗装と
砂利道を30kmを50分かけて岩崎村と西目屋村の境界の天狗峠
(標高700m)へ。気温23度、絹層雲が見られるが良い天気である。
天狗岳まで5.154kmの標柱脇を入山。灌木のトンネルのような登山道、
時折視界が開けて岩木山が見える。太いブナとやせ尾根、数カ所の崩落
した箇所もあるが、通行に支障はない。0.5km毎に標柱があり、ありが
たい。核心地域に近づくに従い、刈り払いはされておらず、やぶが顕著に
なる。山頂は気温25度やや暑い。さほど広くはないが、東、西、南の展望
がよく、向白神岳の稜線、真瀬岳、二ツ森、尾太岳などが美しい。摩須賀
岳、櫛石山がすぐ目の前。核心地域は濃い緑のブナでおおわれている。
あらためて山の奥深さを知らされる。標高差が小さく、楽なコース。最後の
150mの登りがきつい程度。登り1時間40分、下り2時間でした。
※所要時間は参考になりません。登山ガイドブックでご確認願います。
   
白神ラインから向白神岳  登山口の道標 
   
遠く岩木山  核心地域のブナ林 
   
天狗岳山頂  思ったより狭い天狗岳山頂 
   
山頂より向白神岳方面  摩須賀岳・青鹿岳方面 
   
 色つき始めたブナ  大きなこぶを持つブナ
   
 オオカメノキの紅葉 ヤマウルシの紅葉 
   
奇形ナラ  白神ラインのお猿さん 



9月9日白神岳

9月9日(金)~11日(日)  県北新人登山大会
        白神岳~十二湖


 大会の審査員として参加。11日、アオーネ白神十二湖近くの
エコミュージアムで開会式。ここの300枚もあろうかという高山植物の
写真には驚き。一見の価値あり。午後1時、十二湖リフレッシュ村へ。
テント設営、天気図作成、生活形態などの審査後就寝。
 12日、車で黒崎登山口駐車場へ移動。選手は6時30分出発。
審査員競技役員は5時20分出発。曇り空、昨夜の雨で濡れた道を
山頂へ。3時間10分ほどで白神岳山頂着。埼玉から来たという一般客が
一人。百名山を達成したとのこと。過ごしやすい気温だが、虫がまとわり
つく。選手は3時間ほどで山頂着。展望審査後十二湖への縦走コースへ。
大峰分岐から大峰岳までは刈り払いされておらず、足下が見えない上
急斜面、さらに昨夜の雨で滑り、転倒を繰り返しながら大峰岳へ。途中、
数カ所から見える向白神岳の稜線は圧倒する迫力。少し急いで大峰岳
まで1時間50分。ガスの中、崩山へ。スローペースで1時間15分で崩山。
ここから鶏頭場登山口までは刈り払いされ歩きやすいが、うんざりする
くらいの長い下り。崩山から登山口まで1時間25分。
 近日中に縦走コースを刈り払いするとのこと。刈り払い前は遠慮した方が
賢明か。
   
登山道から陸奥岩崎方面  白神山頂にて 
   
山頂避難小屋と遠く岩木山   大峰分岐から大峰岳はやぶ
   
向白神岳  悪名高い大峰岳手前の140段の階段 
   
大峰岳で記念撮影  十二湖リフレッシュ村 




8月29日八幡平


 8月29日(月)    二人行
       八幡平~大深岳~三ツ石山

  同行者を案内して、裏岩手縦走コース半分を歩いてきました。八幡平から入山、岩手山、秋田駒、森吉山など見渡せる好天の中、きれいに刈り払いされたアップダウンの少ない登山道を行く。さわやかな風が吹き抜け、最高の気分。畚岳を通過し1時間で諸桧岳、その後嶮岨森からの展望を楽しみ大深山荘へ。途中2パーティとすれ違う。ボランティアで刈り払いする方と出会う。樹海ラインから沢を登って45分とのこと。山荘から3分の水場でのどを潤す。冷たくて最高においしい。出発して3時間で大深岳。乳頭山、秋田駒が間近に見える。好天に誘われて三ツ石山まで足をのぼす。この日唯一のきつい登り、小畚山へ。山頂から360度の大パノラマに感激しながら昼食。暑くもない、寒くもない虫もいない最高の環境。ここでも刈り払いの方に出会う。感謝感謝。三ツ石山、大深岳を縦走している人も多い。この雄大な景色を見るとうなずける。昼食後、三ツ石山、三ツ石山荘へ。平日でも登山者が多い。ここから松川温泉へひたすら下る。1時間で温泉着。入山から松川温泉までほぼ7時間の行動でした。東北一標高の高い藤七温泉で汗を流して帰宅。比較的楽にあの雄大な景色が楽しめるこのコース、紅葉時期に行きたいものです。 
※所要時間は参考になりません。登山ガイドブックでご確認願います。

※画像をクリックすると、大画面になります。

八幡平より岩手山

畚岳

岩沼

大深山荘

オヤマリンドウ

ヤマハハコ

ミヤマウスユキソウ

小畚山山頂

小畚山から大深岳

𡸴岨森を目指す

三ツ石山にて

下山時の岩手山



8月22日白神岳

  8月22日(土)    単独行
        白神岳(1231.9m)


 天気が崩れるという予報を見て、近場の白神岳へ。能代を9時30分に出て黒崎登山口へ。駐車場には8台の車、全て県外ナンバー、関東、北海道、さらに長崎も。曇り空、気温27度、10時30分出発。蒸し暑い中二股をめざす。花はほとんど見あたらず。二股の水量は少ない。山頂への急登は何回登ってもきつい。日本一きついのではないかと思いながら山頂を目指す。時折の小雨としだいに霧に。夏の花が秋の花にその座を譲ろうとしている感じ。2時間43分で山頂。南東の冷たい風、ガスで避難小屋が見えない状況。気温14度。寒い。到着が遅いせいか、避難小屋は無人。昼食後、マテ山コースを下る。途中、山頂泊の横浜の学生さんとすれ違う。水場付近ではメインザックを背負った男女5人パーティを追い越す。大学生?高校生?16時5分、駐車場着。山はもう秋の気配。花はなし、展望も最悪であったが、何となく満足した山行でした。登り2時間43分、下り2時間5分でした。
※所要時間は参考になりません。登山ガイドブックでご確認願います。

   
キオン  山頂から避難小屋 
   
ミヤマアキノキリンソウ  大峰分岐の看板 
 
オオカメノキの赤い実  雨のブナ林 



8月4日栗駒山


  8月 4日(木)    単独行
 栗駒山(1627.4m)~秣岳(1424.0m)


 能代から3時間かけて須川温泉登山口へ。下界は快晴であったが、ガスで栗駒山は見えず。名残ヶ原から笊森コースへ向かうがヤブがひどく、結局直登コースへ。木の葉の露でびしょ濡れになりながら、1時間23分で山頂へ。気温20度、横なぐりの東風で寒い。登山客は数人と少ない。ここから天馬尾根コースを秣岳目指す。刈り払いしたばかりのコースに花はほとんどない。刈り払いはありがたいが、幅2m以上もあり、疑問も感じる。コースはササと低灌木で見通しはよいが、ガスで展望はきかず、ひたすら先を急ぐ。秣岳手前のしろがね高原の湿地帯はキンコウカが真っ盛り。ガスの中に大群落が美しい。秣岳山頂は気温25度、少し天気が回復するが、期待した展望はきかず。昼食後の下りでやっと須川湖が見える。紅葉の時期にリベンジしたいコースである。秣岳まで3時間、下り車道の45分を含めて1時間30分でした。秣(まぐさ)は、「馬草」で馬や牛の飼料の草で、頂上付近の湿原の草が牛馬の飼料に似ているから。
※所要時間は参考になりません。登山ガイドブックでご確認願います。

 
名残ヶ原  栗駒山山頂はガスの中 
   
刈り払いされた登山道  ミヤマホタルイ 
   
ガスの中のキンコウカ群落  下山コースから須川湖 



7月24日鳥海山



  7月24日(日)  単独行
      鳥海山(2236m)


 チョウカイフスマが観たくて、鉾立から山頂へ。高速道から鳥海山がきれいに見えたので期待したが、山頂は雲の中。気温26度を出発。歩きにくい石畳をたくさんの登山客と御浜神社へ。ニッコウキスゲ、ハクサンボウフウ、ハクサンフウロのお花畑。七五三掛はハクサンイチゲが一面に。千蛇谷で霧雨。雨具を着たり脱いだりしながら山頂神社着。ガスの中を新山へ。気温22度。次第に天気が回復。昼食後七高山経由、外輪を下山。外輪のお花畑は圧巻。この時期の鳥海山の花はすごいの一言。山形県の小学生の学年登山、30名ほどの団体登山などで大賑わい。登り山頂神社まで2時間42分、新山頂上まで3時間、下り3時間22分でした。花に圧倒された一日でした。
※所要時間は参考になりません。登山ガイドブックでご確認願います。
   
鉾立登山口のお地蔵さん  モミジカラマツ 
   
鳥の海斜面のお花畑  山頂神社はガスの中 
   
荒神ヶ岳  アオノツガザクラ 
   
富士山並の大行列  下山後顔を出した山頂 


7月14日大白森


7月14日(木)  二人行
      大白森(1215.6m)

 
T氏に誘われて上桧木内の大仏岳を目指したが、林道に
入ってまもなく土砂崩れで通行止め。急きょ大白森へ。どん
よりした曇り空、気温26度、蒸し暑い中を鶴の湯出発。登
山道は歩きやすいが、花はほとんどなし。1時間で鶴の湯
分岐。ここから山頂までは登山靴が半分まで埋まるほどの
ぬかるみが随所にあり閉口。小白森山頂はニッコウキスゲ
が盛り。大白森山頂は気温24度、冷たい風で肌寒い。登山
者は弘前からの4人連れと我々だけ。ワタスゲ、イワイチョウ、ハクシャンシャクナゲ、サワランなどが美しい。下りは鶴の湯
分岐から蟹場コースをくだり、鶴の湯へ。登り2時間、下り3時
間でした。あのぬかるみだけは何とかしてほしい。
 


   
大白森山頂  登山口の鶴の湯 
   
 小白森山頂のニッコウキスゲ  珍しいアカミノイヌツゲの白い花 
   
大白森と小白森山鞍部のブナ   ハクサンシャクナゲのつぼみ 
   
大白森山頂にて   



6月18日森吉山



 6月18日(土) 三人行
     森吉山(1454.2m)


T氏、K氏と共にヒバクラコースを森吉山へ。駐車場には13台。半分はタケノコ採りか。2週間前あった雪はほとんど消えている。春の花々をカメラにおさめながら、山頂を目指す。山人平のチングルマはあと1~2週間後が見ごろか。山頂には50人ほどの登山客。下りは小池ガ原、割沢森を通ってまわしておいた黒石林道の車へ。コース中、雪はほとんどない。登り2時間30分、下り3時間。ヒバクラコース往復より、異なる雰囲気が味わえてお勧めの下りコースです。
   
登山客でにぎわう森吉山頂  ヒバクラ岳から森吉山頂 
   
 ミツバオウレンが真っ盛り 小池ガ原のモウセンゴケ 
   
ヒナザクラも真っ盛り   



6月9日森吉山



6月9日(木)  二人行
          桃洞の滝


 親子キャンプ場のタンポポをもう一度見たくて、全県総体の2日後に再度森吉山へ。2日前にはキャンプ場一面がタンポポでしたが、ほとんどが刈られ一部しか残っておらずがっかり。せっかく来たので、桃洞の滝へ。平日にもかかわらず、数人とすれ違う。推量が思ったより少なく、難なく滝まで達する。相変わらず、美しい姿でした。クマゲラ保護センターから1時間足らずでした。

   
 親子キャンプ場のタンポポ  桃洞の滝 
   
 この花の名前は?  



6月4日森吉山


6月4日~7日  森吉山域
  全県総体登山競技


 審査員として主に気象を担当。約100名の選手が参加。初日桐内沢~森吉高原キャンプ場、2日目松倉コース~山頂~西ノ又コース~親子キャンプ場。3日目ヒバクラコース~小池ガ原~割沢森~親子キャンプ場。標高1000m以上はまだ雪に覆われ、夏道をさがすのに苦労を強いられました。大会は男子が横手高校が一位、能代高校が二位でしたが、能代高校のひたむきに頑張る姿に感動しました。 
   
ペーパーテストがあります(初日)   タンポポの中で天気図作成(2日目) 
   
北斜面で雪上歩行の審査(2日目)    森吉神社脇の大きな岩
   
ツエルトに入って休む(山頂)    




5月24日田代岳


 5月24日(火)  単独行
烏帽子岳~雷岳~田代岳(1177.8m)

 
荒れた薄市林道を通り、烏帽子コースを田代岳へ。雷岳と田代岳の鞍部に30cmほどの積雪があり夏道が見えないが、それ以外はよく整備されて登りやすい。途中、往復50分のやぶこぎで902.7m三角点を確認。キクザキイチゲ、ショウジョウバカマなどの花が満開。山頂付近はヒメイチゲが一面。踏まないように気をつけて山頂着。藤里駒ヶ岳、白神岳が美しい。下りの薄市沢コースは積雪があり、ササもかぶって歩きにくく迷いやすい。一周できるこのコースはお勧め。ただし、熊出没に注意。登り4時間10分、下り1時間15分でした。
   
田代湿原  茶臼岳(手前)と藤里駒ヶ岳(奥) 
   
ヒメイチゲ   よく整備された登山道 
   
 イワナシ やっと見つけた902.7m三角点 
   
烏帽子岳の標柱   




5月7日森吉山



 5月7日~9日 森吉山域
       県北総体登山競技

 
審査員として気象、歩行を担当。大会2日目(8日)旧森吉スキー場近くの松倉コースを登る。スキー場駐車場までは雪はないが、林道に入ると雪が残っている。硬い雪面を夏道ルートをさがしながら雲嶺峠を目指す。選手が背後に迫り、追いかけられるようにして集結地点の森吉神社着。冷たい北風と横殴りの雨、時折山頂が見えるものの深いガス。予定を変更して一の腰を通りゲレンデを下る。昼前にはキャンプ場着。残念な山行でした。 
   
松倉コースのブナ林  ガスの中、森吉神社を目指す 
   
 旧森吉スキー場を下る  




5月6日白神岳



 5月6日(金)  3人行
    白神岳(1231.9m) 


 以前和賀岳にご一緒したT氏と鷹巣農林高OBのK氏の3人で白神岳へ。雲ひとつない好天足下にニリンソウ、キクザキイチゲ、スミレサイシン、カタクリ、エゾエンゴサクなどの春の花が美しい。マテ山分岐より上部が雪。雪面は硬く深く埋まることはないが、雪上歩行は疲れる。平日のためかすれ違ったのは3人だけ。山頂は微風、気温14度。やや肌寒い。三人行で楽しい山行でした。登り2時間54分、下り1時間55分でした。駐車場の熊本ナンバーの車にびっくりでした。
   
   
   
白神岳 山頂にて  ブナ林の中を行く 
   
 山頂から大峰岳分岐への稜線  スミレサイシン
   
二股分岐に新設された看板   



3月10日孫左衛門山


3月10日(木)   単独行
     孫左衛門岳(890.7m)


 田代岳に登る予定が、数日前からの新雪で膝上までのラッセルにあきらめ、東に位置する低山へ。糸滝から900mぐらいの林道から右の尾根へ。急斜面を登り、尾根に出ると遠く山頂が見える。膝までのラッセル、雪が重い。昨年に続いて2度目だが、山頂が遠く感じる。やっとの思いで山頂着。気温0度。時々日が差す。下りは尾根からはずれ、急斜面を下って直接林道に降りる。登り2時間50分、下り1時間30分でした。孫左衛門岳は田代の町から美しく見える山です。
コース地図はこちらにあります。  
   
孫左衛門山 山頂   はるか遠い孫左衛門山
   
細いブナでおおわれた尾根   




2月22日長場内岳



2月22日(火)  単独行
       長場内岳(945.6m) 
 
  

 藤里町長場内川北部の低山、種梅川上流窓山から岳林道に入る。四十八滝林道を辿り1時間30分で焼山に通じる稜線へ。広く緩やかな登り、細いブナの中を進む。右に目指す長場内岳が遠く悠然と構えている。杉がかなり上部まで植林されている。焼山、白神岳を左に見ながら山頂直下。最後の登りはきつい。汗だくで山頂着。気温12度で暑いくらい。右は男鹿半島から、左は八甲田山までの大パノラマに感激。能代市が間近に見える。小滝山の下りも考えたが、安全に来たルートを引き返す。登り4時間15分、下り3時間20分でした。 
   
長場内岳山頂  窓山・岳林道入口に駐車 
   
目指す長場内岳  左が小岳、中央奥が岩木山 
   
稜線は径30cm足らずの細いブナ   




2月8日大峰岳



 2月8日(火)  単独行
        大峰岳(1020m)  


 白神山地・十二湖~大崩~崩山~大峰岳~小峰川河口。十二湖入口の国道に駐車、スノーシューで出発。積雪30cmほどの車道を鶏
頭場ノ池まで。青池を眺めて大崩へ。雪面が硬く登りやすい。標高600mあたりから見渡す限り白の世界。大崩はやせ尾根にがけと雪庇
で大迫力。慎重に通過して崩山へ。比較的登りやすいので、大峰岳まで足を伸ばす。稜線は予想外に重く深い雪でつらい。大峰岳から白神岳は見えるが、向白神岳は雲の中。薄日の中、日本海めざして下山。これがやぶでつらい。大崩まで2時間30分、崩山まで3時間15分、大峰岳まで5時間10分、下山に3時間50分かかってしまった。
 
コース地図はこちらにあります。 
   
大峰岳山頂  氷の張らない青池 
   
やせ尾根の大崩  一面、白の世界 
   
大峰岳から白神岳方面  向白神岳の頭は雲の中 
   
午後には日差しも    




1月27日白神岳



1月27日(木)  単独行
        白神岳(1231.9m)  


 積雪のため、国道沿いに車を駐め、スノーシューをつけて黒崎登山口を出発。記帳所まで45分。マテ山直登の冬道は急登のうえに雪が深く重くつらい。マテ山到着時には汗びっしょり。この後、20cmほどのラッセルで快調に距離を稼ぐ。大峰分岐手前の急登は吹きだまりのラッセル。山頂は無風、暖かく春山のよう。展望は最高で、鳥海山が間近に見える。この時期、マテ山までの登りが難所。登り4時間45分、下り2時間45分でした。
   
白神岳山頂小屋   マテ山手前のブナ林 
   
 マテ山山頂 大峰岳方面 
   
世界遺産のブナ林  向白神岳と岩木山 
   
 大峰分岐手前の急登  



1月22日大鉢流山



1月22日(土)  単独行
        大鉢流山(625.8m) 
 

 白神山地の西端、青森県との県境の低山。レストラン福寿草に車を駐め、御境明神堂入口からスノーシューで林道に入る。最奥標高200m付近から県境より700mほど青森県側に入った尾根を登る。膝までのラッセルとやぶに悩まされる。2時間35分でやっと山頂。西風が冷たい。下りは標識をたどって県境を下るが、やぶと急坂。1時間40分で車着。大鉢流山とは大きな鉢を伏せた形で、急に傾斜した山腹の水の流れが速い山の意。 
   
大鉢流山の山頂  御境明神堂入口の標柱 
   
 日本海と須郷岬 秋田県と青森県の県境を示す標識 
   
光る日本海   





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